放送日時

2025年7月4日(金)
22:00スタート
TBSテレビ
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この記事にはドラマの内容に関するネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください
陣内はDOPEを使っている…?
第4話で、陣内自身がDOPEを使っている可能性があるという展開。
あれほど忌み嫌っていたはずのDOPE。
陣内が知りたいのは、ただの犯人の名前ではない。
なぜ香織さんは殺されなければならなかったのか。
そして、なぜ彼女がDOPEを持っていたのか。

そのためなら、自分の信念すら飲み込み、敵から渡された薬に手を伸ばす覚悟を決めた――。
その葛藤は、見ていて本当に苦しくて、でも目をそらせなかった。
それは彼女が追っていた5億円事件とつながっているのではないか。
もし、真相を突き止めようとした香織さんが何かを知ってしまったとしたら――
その真実にたどり着くために、陣内は自らの“禁忌”をも越えようとしているのかもしれない。
ジウの存在と、白鴉(ハクア)の謎
DOPEの供給元であるジウは、犯罪シンジケート「白鴉(ハクア)」の代表。
つまり、陣内は敵から力を得ようとしているという皮肉な構図になる。
なぜジウはDOPEをばら撒くのか?
世界を混乱させたいだけ?
それとも、何か思想や信念があるのか?
今のところ、ジウの目的は明かされていないが、ただの悪には見えない不思議な“静けさ”がある。

白鴉(ハクア)の内部分裂——裏切りと再構築
さらに、組織内での動きも。
白鴉はついに内部分裂し、残ったのはジウと泉ルカのみ。
この泉ルカがまた気になる存在。
元・特捜課の人間という過去を持ち、なぜ犯罪シンジケートに身を置くようになったのか?
正義の象徴だったはずの人が、なぜ闇に落ちたのか。
この謎が今後の核心に関わってきそうで、今から楽しみで仕方がない。

異能力たちが映し出す“心の傷”
今話で登場した異能力は、どれも“力そのもの”よりも人間の痛みや業に焦点が当たっていた印象。
ゆいの能力と母のヒーリング
- 結衣は心臓に疾患を抱え、「もって3年」と告げられる。
- 母はヒーリングの力を持つが、力を失っている。
→「治す力があっても、守れない現実」その残酷さが刺さる。
木下と妹・れなの変身と癒しの力
- 木下は変身能力を持ち、妹・れなはヒーリング能力者だった。
- しかし、れなの力は悪用され、結果的に自死という悲劇に繋がる。
力は人を救うこともあれば、壊すこともある。
異能力がただの“超常現象”ではなく、人の心や社会構造を映す鏡として描かれているのがDOPEの面白さだと改めて感じた。
まとめ|正義と闇の境界線が曖昧になる世界で
陣内は正義のために、敵の力を使おうとしている。
泉ルカはかつて正義の側にいながら、今は闇に身を置いている。
正しいことって何だろう。
“正義”と“闇”の境界線がどんどんあいまいになっていく第4話だった。
誰が敵で、誰が味方なのか。
その問いの答えを探しながら、次回も画面に釘付けになることは間違いない。
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