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この記事にはドラマ『キャスター』第6話の内容に関するネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください。

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第6回【キャスター】の見どころを紹介
今週放送された第6話は、これまで以上に鋭く社会の闇に切り込む衝撃の展開でした。テーマは「臓器移植の闇」。
臓器提供を待つ小さな命の裏で、何が行われているのか──命を救う医療行為の陰に潜む、見過ごせない現実に迫ります。

臓器移植を待つ女の子と改正されない法律
① 倫理的にとてもデリケートだから
脳死を人の「死」とするかどうか、子どもの臓器提供をどう考えるかなど、人によって意見が分かれる問題だから、簡単には決められません。
② 国民の意見がバラバラ
「賛成」「反対」の声が大きく分かれていて、政治家も動きづらいのです。
③ 実際に運用するのが大変
法律だけ変えても、病院の体制や手続きが追いつかないと意味がないので、すぐには動かせません。
④ 臓器売買への不安
法律をゆるくしすぎると、臓器をお金で売るような悪いことが起きやすくなるため、慎重にならざるを得ません。
命を救うはずの臓器移植に、なぜこんなにも「壁」があるのか
臓器移植って、人の命を助けるための素晴らしい医療のはずなのに、その裏ではたくさんの問題やルールが立ちはだかっていて、助かるはずの命が救えない現実があるんですよね。
女の子には時間がないのに、「法律がまだ変わってないから」と言われて何もできない状況。
これはフィクションだけど、実際に今も似たようなことで苦しんでいる人がいるのかと思うと胸が痛くなりました。

NPO法人 医療サポートセンター ”ひまわりネット”
・表向きは医療支援団体だが、実際は臓器売買に関与している。
・命を救いたいという純粋な思いを利用して、違法な臓器売買が行われている。
・海外から健康診断を装って健康な臓器の提供者を探している。
・その臓器を使って日本国内で移植手術を実施する。
・進藤がスクープを狙っている。

正義かスクープか──対立する2人の思惑
進藤の冷静さと、スクープに対する執念は相変わらず鋭くて、ある意味“非情”にも見えるけど、それが彼の「報道に対する覚悟」なんだろうなって感じました。
一方で、女の子を救いたいと本気で願う崎久保の姿も胸を打ちました。
特に、女の子の母親に優しく寄り添おうとする姿には、過去の姉への想いも重なり、感情移入せずにはいられませんでした。
でも結局、進藤の方が一枚上手なんですよね。
情報の使い方、タイミング、すべてにおいて冷静で戦略的。報道キャスターの厳しさを突きつけられ、少し切なくもなりました。
進藤のやり方が正しいか、「報道とは何か」を考えさせられる話でした。

進藤キャスターの「覚悟」
進藤のやり方は時に非情ですが、彼なりの正義と覚悟があることも今回でより明確になってきました。
進藤はどのようにスクープを報道していくのでしょうか?
次週が楽しみです。
個人的には女の子に元気になってもらいたいです。
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