【DOPE 第3話 ネタバレ考察】香織さん殺害事件の真相へ――陣内の怒りと才木の正義がすれ違うとき

DOPE 麻薬取締部特捜課

放送日時

2025年7月4日(金)
22:00スタート
TBSテレビ

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この記事にはドラマの内容に関するネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください


香織さん殺害事件、警察内部の闇が見え始める

ついに香織さんの死の真相に一歩踏み込んだ第3話。
陣内はすでに心当たりがあるようだった。
犯人は、警察の中にいる。
しかも、DOPEとの関係を匂わせる動きも…。

彼の鋭い視線、その言葉の端々から、ただならぬ覚悟と怒りがにじんでいた。

だが、このまま犯人逮捕にたどり着けるとは思えない。
事件は単独では終わらず、5億円事件、香織さん殺害、そして警察内部の隠蔽――すべてがつながっているように感じた。

「椿管理官」の行動が怪しいと思った時点で、もはや警察組織すら信用できないと感じました。


異能力「電気ナマズ」と、テレパシー社長の存在感

今回登場した異能力は、“電流を自在に操る”能力。
まさに「電気ナマズ」。

<こんなイメージ?>

そして対抗する綿貫(新木優子)の「腕力」も炸裂。
可憐な見た目とは裏腹に、パワフルな攻撃を次々と繰り出して、異能力バトルでは存在感を放っていました。
あのギャップこそ、綿貫というキャラの魅力だと思います。

もうひとつ、テレパシーを使う「タカノフーズの社長」。
相手の心を読み、動かすような能力。
ここまで来ると、もはや何でもアリな世界だと感じてしまう。


陣内と才木、すれ違う正義

この第3話で印象的だったのは、陣内と才木がそれぞれの正義をぶつけ合う場面。
「決別」とまではいかないけれど、どうしてもお互いの考えに納得しきれない。
でも、それぞれの立場や過去を思えば、そんなふうにすれ違ってしまうのもわかる気がした。


「DOPEを無くしたい」才木。
「DOPEを葬り去りたい」陣内。

似ているようで、決定的に違う2人の正義。
力の扱い方、過去の喪失、信じたいもの――それぞれの価値観がズレているからこそ、衝突する。

「足りないところを埋め合えれば最高なのに」と思うけど、現実はそう簡単にいかない。


ジウの言葉がすべてを象徴していた

そんな2人を見つめていたジウが、印象的な言葉を口にする。

「君たちは、月と太陽」

正反対のようで、どちらも空に必要な存在。
この比喩、シンプルだけどとても深くて、胸に刺さった。

しかもこのシーン、背景の夜景とジウの静かな表情が本当に美しくて、
思わず見惚れてしまった。
本当、ジウは神出鬼没すぎて全然読めない…。


5億円事件と記事、椿管理官の動き

さらに、香織さんが殺される3日前に書いた記事の存在が明かされる。
内容は不明のままだが、それが原因で命を奪われたのでは?という考えが濃厚に。

しかも、その背後に「椿管理官」の存在があるという。
これはもう、警察の内部が関わっている。

情報が増えるたびに、味方と敵の境界があいまいになっていく。
真相に近づいているはずなのに、逆に視界がぼやけていくような感覚に陥る。


ジウと泉ユカ──この二人も何かを知っている?

ジウと泉ユカ。
この二人の接点が、これまでで最も謎に包まれていた。
互いに探るような視線、言葉の間の“沈黙”がとても気になった。

泉ユカが何者なのか。
ジウはなぜあのタイミングで現れたのか。
すべてが偶然とは思えない。


まとめ|正義と復讐、信頼と分断

第3話は、登場人物たちの信念と過去が交錯する回だった。
異能力のインパクトだけでなく、心のぶつかり合いが重くて苦しくて、でも目が離せない。

陣内の怒りも、才木のまっすぐさも、どちらも否定できない。
彼らが再び交わる日は来るのか。
そして、DOPEの本当の意味と、香織さんが残したものとは——

ここからが、物語の“核”に触れていくのだと感じた。

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