
2026年4月11日(土)
21:00スタート
日本テレビ
「タツキ先生は、甘すぎる!」 公式サイトはこちらからご覧いただけます
【見どころ紹介】タツキ先生にも、失敗した過去があった

子どもに寄り添い続けるタツキ先生(町田啓太)。
でも、なぜそこまで優しくできるのか。
その理由が、第4話でやっと明かされます。
タツキ先生にも、親として間違えた過去がありました。
その重さが、画面から伝わってきます。
親として子どもに向き合ってきた方には、特に刺さる一話です。
ドアノブの前で、動けなくなった

寧々が部屋で暴れ出しました。
母・珠美(坂井真紀)がタツキに電話をかけますが、タツキはドアノブに手をかけたまま動けません。
頭の中に蘇るのは、息子・蒼空(山岸想)の顔でした。
3年前。中学受験に合格した蒼空は、カンニングが発覚してからクラスメートとのトラブルが重なり、部屋に籠もるようになりました。
タツキはサポートサービスの言う通り、蒼空に厳しく接します。
その結果が、この回で明かされます。
一方、寧々の両親がユカナイを訪れ「墨流し」を体験します。
親が少しだけ、変わろうとした回でもありました。
子どものSOSには、2種類ある
スマホを取り上げた。それが最悪だった

蒼空がSOSを出していたのは、明らかでした。
部屋に籠もる。外に出ない。言葉が減る。
そこでタツキがやったことは、スマホを取り上げることでした。
見ていて思いました。
ダメダメ、そんな対応じゃ余計に悪くなる。
蒼空にとって、スマホやゲームは唯一の逃げ場だったはずです。
現実がつらいとき、そこだけが息のできる場所でした。
その最後の砦を奪われたら、行き場が完全になくなります。
親は「依存を断つ」つもりだったかもしれません。
でも蒼空の目には「逃げる場所まで壊された」と映ったはずです。
これが悪循環のきっかけになりました。
順番が、逆だった
厳しく接する前に、やることがあったと思います。
まず、蒼空の心を取り戻すこと。
安心させること。
現実から逃げる時間を、守ってあげること。
スマホもゲームも、今は必要な逃げ道です。
そこで息を整えてから、少しずつ外の世界に向き合わせる。
本来の順番は、そうだったはずです。
「厳しく接する」ではなく、「寄り添えるか」が問われていました。
タツキはその問いに、答えられませんでした。
応援すれば頑張れる子と、もう無理な子
子どものSOSには、2種類あると思います。
まだ少し力が残っていて、背中を押せば立ち上がれる子。
もう立ち上がる力が一ミリも残っていない子。
同じ「助けて」でも、必要なものはまったく違います。
前者には応援が届く。
後者には、まず休ませることが先です。
蒼空は後者でした。
でもタツキは前者の対応をしました。
だから蒼空は壊れていきました。
母親も、居場所を作れていなかった
タツキだけが悪いわけでもありません。
母親もまた、タツキに任せきりでした。
家の中に、蒼空が安心できる場所がなかったのだと思います。
学校でも家でも追い詰められていたなら、逃げ場がありません。
子どもにとって、それは限界です。
このシーンを見逃すな
① タツキがドアノブの前で動けなくなる場面
助けに行けない。でも行かなければならない。
その葛藤が、町田啓太さんの表情だけで伝わってきます。
言葉が震えるシーンが、一番重かったです。
② 蒼空に厳しく接するタツキ
正しいことをしているつもりの顔が、見ていて苦しかったです。
気づいていない親の顔というのは、こういうものだと思いました。
③ 珠美と行雄の墨流し体験
親が変わろうとする瞬間です。
ぎこちなくて、でも必死で。
その姿に、少しだけ希望を感じました。
なるべく早く、気づいてほしい

見ていて、心が苦しくなりました。
タツキは悪い父親ではありません。
一生懸命だったはずです。
でも一生懸命が、子どもを追い詰めることがある。
子どものSOSは、わかりにくいです。
泣いて訴えてくれるとは限りません。
静かになること、部屋に閉じこもること、食欲がなくなること。
そういう小さなサインが、本当のSOSだったりします。
なるべく早く気づいてほしい。
手遅れになる前に。
タツキ先生が今あれほど子どもに寄り添えるのは、失敗したからです。
間違えた経験が、彼を「タツキ先生」にしました。
その重さが、第4話にはありました。
第5話、蒼空との関係はどうなるのか。
目が離せません。

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