放送日時

2025年10月10日(金)
22:00スタート
TBSテレビ
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見どころ

薫・茉海恵・いろはの3人が築いてきた“家族のような時間”が、一気に揺れ動く第9話。
合同会議で薫は、自分ひとりがすべての責任を負った形に話をねじ曲げ、茉海恵といろはを守ろうとする。
しかしその裏で慎吾がいろはに近づき、「自分のところに来ればすべてがうまくいく」と揺さぶりをかける。
外ではSNSの批判が過熱し、保護者同士の同調圧力も加速。
見えない圧力が3人を追い込み、家族の絆はますます複雑な方向へ進んでいく——。
薫の決断が切なすぎる

合同会議で、薫が自分だけを“犯人”にして茉海恵といろはを守るシーン。
その瞬間、彼女がどれほど2人を大切に思ってきたのかが痛いほど伝わります。
本当は真っ直ぐに語り合える関係なのに、あえて“嘘”を選ぶ姿は、優しさと苦しさが入り混じった静かな叫びのようでした。
慎吾の怖さが一気に加速

いろはに近づき、「自分のところに来ればいい」と揺さぶる慎吾。
その姿はもう“父親”ではなく、ただの脅威。
物語の緊張感を一段と高めていて、
「最終回でどんな決着を迎えるのか」
否応なく期待が膨らみます。
“実際に起きた場合”の現実的な流れは?

自分から名乗り出た場合、扱いは大きく変わります。
自首のメリット
- 誠実な態度として評価
- 子どもの安全を最優先に協議できる
- 罰則が必要最小限になる
- 家庭支援の方向に流れやすい
法律は「守るためについた嘘」と「害するためについた嘘」を明確に区別します。
薫の場合は「子どもを守るため」。
こうしたケースは 刑事罰に発展する可能性が低くなります。
最終回へ

家族の意味とは、血なのか、名前なのか、それとも一緒に過ごした時間なのか。
第9話は、その問いを視聴者に静かに投げかけるエピソードでした。
ハッピーエンドを望みながらも、どんな未来が訪れるのか予想できない——。
まさに最終回前にふさわしい、張りつめた一話でした。


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