放送日時

2025年10月12日(日)
21:00スタート
TBSテレビ
予告動画はこちらからご覧いただけます
「ザ・ロイヤルファミリー」 公式サイトはこちらからご覧いただけます
このドラマは、何年もの時をかけて描かれる、競走馬と人の“壮大な物語”です。
「G1・有馬記念で勝つ」それは、競馬の世界で一年の頂点に立つということ。
誰もが夢に見るグランプリ制覇。
けれど、その栄光の裏には、数えきれないほどの努力と想いがあります。
血をつなぎ、命をつなぐ。
勝利のために生きる馬たちと、それを支える人たち。
『ザ・ロイヤルファミリー』は、そんな“夢を追う者たちの祈り”を描いた物語。
そして、彼らが目指すのはただひとつ。
真の王者になること。
その瞬間を信じて、今日もどこかの牧場で、静かに物語が動き出しています。

見どころ 2012年
第3回は、物語の舞台が“競馬の華やかさ”から“牧場という原点”へ。
野崎ファーム、北陵ファーム――
同じ「馬を育てる場所」でも、そこには大きな違いと理念が。

ロイヤルイザーニャとファイトのその後
ともに将来を期待されていた2頭でしたが、同じ時期にケガを負い、勝利の道は閉ざされてしまいます。
G1と有馬の違い
G1とは?
「G1」はレースの格(グレード)を表す言葉です。
日本中央競馬会(JRA)が行うレースには、レベルごとに次のような分類があります👇
- G1(グレードワン):最高レベルのレース
- G2:G1の次にレベルが高い
- G3:G2より一段下の重賞レース
つまり、G1は「その年の頂点を決めるようなレース」です。
出走できるのは、賞金や成績で条件を満たした“トップクラスの馬”だけ。
代表的なG1レースは――
- 日本ダービー
- 天皇賞(春・秋)
- ジャパンカップ
- 有馬記念 ←これもG1なんです!

有馬記念とは?
「有馬記念」はG1レースの一つ。
つまり、“G1の中の特別な1レース”という位置づけです。
開催時期は毎年12月下旬。
一年の最後を飾る“グランプリレース”として人気があります。
しかも出走馬は「ファン投票」で選ばれるのが特徴。
ファンが「この馬に走ってほしい!」と投票し、その上位馬が走る――
まさに“ファンと馬が一緒に作る夢の舞台”です。

セリと庭先の違い
セリ(競走馬セール)とは
セリは、いわゆるオークション形式の取引です。
生産牧場が育てた馬を、全国の馬主や調教師が集まり公開入札で値段を競り合います。
- 誰でも入札に参加できる(登録制)
- 値段が上がるたびにハンマーが鳴る(公開の場)
- 市場の「人気度」や「血統」「見た目(馬体)」が重視される
- 有名馬主・大手牧場が多く参加する華やかな舞台

庭先取引とは
一方の「庭先取引」は、
生産牧場と馬主が直接話をして決める個人交渉の取引です。
- 公開ではなく、非公開(牧場と馬主の信頼関係で成立)
- 値段交渉も個別に行われる
- 馬主が牧場を訪れ、実際に馬を見て決めることも多い
- “人と人とのつながり”が大切
山王社長と野崎ファームを結ぶのは、“商談”ではなく“信頼”。
人と人とのつながりを何より大切にする、その心が名馬を生む。

生産牧場・育成牧場
繁殖(はんしょく)部門
命をつなぐ起点。未来の名馬がここで生まれる。
ここでの目標は、「丈夫で賢く、バランスの良い仔馬を誕生させる」こと。
育成(いくせい)部門
仔馬の性格・体の基礎をつくる大切な時期。
この段階で“運動神経のセンス”や“性格”が見えてくる。
調教(ちょうきょう)部門
「走る力」を磨き、競走馬への扉を開く。
ここで完成度が高まると、中央競馬や海外レースを目指せるレベルに。
種馬管理(種牡馬部門)
血を未来につなぐ、“父”たちの暮らし。
「次の世代に、どんな走りを残すか」――血統のロマンが息づく場所。
違いを表に
| 比較項目 | 生産牧場 | 総合型牧場(繁殖・育成・調教・種馬管理まで) |
|---|---|---|
| 主な役割 | 馬を「生ませて育てる」まで | 生まれる前から、走った後(種馬)まで一貫管理 |
| 仕事の範囲 | 繁殖・出産・離乳・初期育成 | 繁殖・育成・調教・競走・引退後の種馬管理まで |
| 引き渡し時期 | 1歳前後でセリや他の育成牧場へ | 自社で育成・調教・種牡馬管理まで行う |
| 特徴 | 繁殖に特化し、血統重視 | 馬の一生を見届ける“総合プロデュース型” |
| 人員構成 | 繁殖担当・獣医中心 | 繁殖・育成・調教・獣医・管理と多職種 |
| 設備 | 放牧地・繁殖施設が中心 | トレーニングコース・坂路・種馬棟・診療所など完備 |
| 馬との関わり方 | 生まれてから育成初期まで | 一頭の成長・引退・繁殖まで見守る長期関係 |
| 代表例 | 日高地方の小規模牧場など | ノーザンファーム・社台ファームなど |
| メリット | 繁殖に集中できる・コストが抑えられる | 一貫育成により個体データを継続管理できる |
| デメリット | 育成以降は他牧場に任せる | 設備や人件費など、運営コストが高い |

野崎ファーム
栄治が深い関わりを持つ、北海道の野崎ファーム。
家族経営の小さな生産牧場ながら、「勝ちにこだわる馬づくり」を信念として貫いています。
野崎ファームは、効率よりも一頭一頭の気性や個性を見抜き、丁寧に育てる職人。
“愛情だけでは名馬は生まれない。けれど、愛情なしでは勝てない”
この牧場は、アメリカにまで種付けに行くほどの探求心と情熱を持ち、個人経営の限界に挑み続けています。
そして今後、山王家とも深く関わる重要な存在に。
ロイヤルハピネスも、繁殖牝馬としてこの野崎ファームに預けられることに。
ここから、新たな“血の物語”が静かに始まります。

北陵ファーム
一方の北陵ファームは、最新技術と大資本を駆使した総合牧場。
種付け、育成、調教、セリ――すべてを一貫して行う「競馬産業の巨大工場」とも呼ばれる存在。
華やかさの裏に、利益と競争の世界が広がります。
同じ“馬を育てる”でも、そこに流れる空気はまったく違う。
この対比が、今後の山王家の選択に深く関わってきそうです。

(注目馬)ロイヤルホープ
その命は、野崎ファームがアメリカまで渡って種付けした大切な仔。
生まれた瞬間から、牧場中に静かな感動が広がりました。
まだ小さな体ながら、その瞳には確かに“伝説の血”が宿っています。
野崎ファームの情熱と山王家の誇り、
それらすべてを受け継いだロイヤルホープは、今後の注目馬として期待される存在。
物語の新しい主役が、今、静かに走り出そうとしています。

次週予告
次回、第4回――
ついに翔平(目黒蓮)が本格登場。
幼いころから夢見てきたのは“ジョッキーになること”。
新たな運命のレースが始まります。


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