放送日時

2025年7月8日(火)
21:00スタート
テレビ朝日
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「誘拐の日」 公式サイトはこちらからご
この記事にはドラマの内容に関するネタバレが含まれています。未視聴の方はご注意ください
天才は人工的に作られる――その現実に震える
第4話で明らかになった事実に、背筋がぞわりとしました。
七瀬医院長の研究テーマは「次世代知能開発プロジェクト」
脳性理学。つまり、脳に直接介入して“人の能力”を引き出す研究。
「天才は作れるのか?」というSFのような問いに、本気で答えようとした人たちがいた。
脳内ホルモンをコントロールし、能力を高めるために薬を投与する。
しかもそれを、子どもに。
これってもう、医療でも教育でもなく、実験だ。
もし成功すれば莫大な価値が生まれる。
でも失敗すれば、人生を壊してしまう。
そのギリギリの境界で、凛ちゃんは生まれ、育てられてきたのかと思うと、息が詰まりました。

凛ちゃんは「人類の希望」なのか、それとも…
凛ちゃんは「あなたは人類の希望になる」
でも、それって彼女自身が望んだ未来じゃない。
天才として見られる凛ちゃんの背中には、重すぎる期待と使命感が乗せられている。
その言葉が、彼女にとって救いだったのか、呪いだったのか。
その答えはまだ出ていません。
けれど、凛ちゃんの行動や言葉の端々からは、「それでも自分で生きたい」という意志がにじんでいて。
それが、観ているこちらの心を揺さぶってくるんですよね。
凛ちゃんと政宗の「脱走計画」
今回のもうひとつの軸は、凛ちゃんと政宗の脱走計画。
逃げよう、2人で。そう約束する姿に、思わず応援したくなりました。
政宗は裏切らない。
凛ちゃんも信じている。
だけど、その想いとは裏腹に、現実はやっぱり厳しい。
警察に見つかってしまった政宗。
そして凛ちゃんは協力者・栞さんに頼みましたが、ジェットキャピタルズ投資会社という黒い影に捕まってしまう。
この展開、まさに「守りたいのに守れない」もどかしさの連続。
でも私は思うんです。
この2人、やっぱりいいコンビなんですよ。
静と動、守る人と導く人。
大人と子どもを超えた、不思議な信頼関係がそこにはある。
考察:天才育成プロジェクトの“本当の狙い”は?
ここからは少し勝手に考察を。ただの妄想です。
この「次世代知能開発プロジェクト」って、ただの脳研究では終わらない気がしています。
もしかすると、社会的な“選別”やエリート製造が目的だったのでは?
能力の差を“意図的に”作ることで、未来の人材を操作しようとしていたのでは…?
凛ちゃんはその“試作品”であり、だからこそ価値が高く、同時に命が危険にさらされている――。
それが真実なら、彼女を守ることは、ただの脱走劇じゃない。
人として生きる権利を取り戻すための、戦いそのものなんじゃないかと思えてきます。

個人的な感想まとめ
- 七瀬医院長の研究が、思っていたよりずっと“現実味”があって怖かった
- 脳に薬を投与って…子どもにすることじゃない
- 凛ちゃん、強くて冷静で泣けるほどかっこいい
- 政宗との信頼関係に毎回救われてる
- 栞さん…裏切らないで…頼むから助けにきて…!
次回、凛ちゃんは再び“試される”ことになるのか。
でもきっと、彼女なら負けない。
見守るしかできないけど、強く願いたくなります。
どうか、凛ちゃんが自分の意志で未来を選べますように。
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