放送日時

2025年10月10日(金)
22:00スタート
TBSテレビ
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見どころ
第2話は、いろは(池村碧彩)のお受験から始まり、合格、そして学校生活がスタートする回。
茉海恵(川栄李奈)は仕事と母親業の間で揺れ動き、花村薫(波瑠)は“母としての愛”を少しずつ感じていきます。
「母親とは何か」
「子どもにとって幸せとは」
――その問いが、嘘を重ねて浮かび上がる。
お受験という現実的なテーマを軸に、母たちの“理想と現実”がぶつかり合う1話でした。

難関校お受験
お受験の舞台となるのは、都内屈指の名門・私立小学校。
倍率は高く、面接では家庭の教育方針や親子関係まで問われる世界。
茉海恵が抱えるのは、「自分が母親では合格できない」という切実な問題。

難関校が求める子ども像
難関校が求めるのは、“頭の良さ”より“心の育ち”です。
見られるポイント | 内容 |
---|---|
考える力 | 「どうして?」と自分で考えられる子 |
優しさ | お友だちに譲ったり、ありがとうが言える |
話す力 | 先生の話を聞けて、自分の言葉で話せる |
自分のことができる | 挨拶・着替え・片づけなどができる |
協調性 | みんなと仲良く遊べる・順番を守れる |
“お利口な子”ではなく、“まっすぐで素直な子”が選ばれます。
求められる親の姿
お受験では、親の人柄や家庭の空気もとても大事です。
見られるポイント | 内容 |
---|---|
教育への考え方 | 「成績より人間性」を大事にしている |
言葉づかいと礼儀 | 落ち着いた話し方・丁寧な言葉 |
家庭の安定感 | 夫婦仲や生活リズムが整っている |
謙虚さ | 自慢しない・他の家庭を比べない |
経済的な余裕 | 授業料や行事に安心して通える程度 |
「この家庭なら、安心して子どもを預けられる」
そう思われることが、合格への第一歩です。
入学準備も保護者会も大変
名門校のお受験は、入試だけでなく“入学準備”も一大イベント。
保護者会は、まるで小さな社交界。
服装・話し方・立ち居振る舞いのすべてが“評価対象”です。
だからこそ、親も子どもも「学校にふさわしい姿勢」が求められます。
それは――穏やかで、協調的で、品のあるふるまいのこと。
この“姿勢”が求められる世界で、茉海恵(川栄李奈)と薫(波瑠)はどう振る舞うのでしょうか。
茉海恵は、強い信念と正義感を持ちながらも、
派手で協調性に欠ける一面があり、いわゆる難関校の空気には馴染みにくい。
一方の薫は、穏やかで上品、周囲との調和を大切にするタイプ。
まさに“理想の母親像”に見えるけれど――彼女は“偽装母親”。
その立場は、どんなに品格をまとっても、“真実”の前では揺らいでしまうのです。

日高いろは(池村碧彩)
茉海恵の一人娘。
母に似て気が強く、負けず嫌いな性格。
特に数学の才能がずば抜けており、“天才児”と呼ばれるほどの知性を持つ。
その聡明さゆえに、ときどき大人を見下すような生意気さも見せる。

日高まみえとの関係
母・茉海恵を尊敬し、心の底から大好き。
母の笑顔を見るだけで嬉しくなるほど、誰よりも大切な存在。
それでも、仕事で忙しくすれ違う毎日の中で、
「寂しい」と言葉にできず、その想いを胸の奥に静かにしまい込んでいる。
花村薫との関係
薫とは、まるで“もう一人の母”。
勉強を教えるだけでなく、絵を描いたり、話を聞いたり。
薫のそばでは、いろはの表情が一気に柔らかくなるのが印象的でした。
彼女の中で「2人の母」はそれぞれ違う役割を持っていて、
そのバランスが崩れた時、物語は大きく動き出しそうです。
池村碧彩について
池村碧彩ちゃんの演技は、まさに天才子役。
言葉の抑揚、目線、表情――どれも計算ではなく“感情で動いている”と感じました。

過去の出演
年 | 区分 | 作品名・役名 | 備考 |
---|---|---|---|
2021 | ドラマ | おかえりモネ(NHK)/永浦百音(幼少期)役 | 朝ドラの幼少期役として出演。 |
2022 | ドラマ | 世にも奇妙な物語 夏の特別編「電話をしてるふり」/川崎望(幼少期B)役 | 特別編のエピソードに出演。 |
2023 | ドラマ | どうする家康(NHK大河)/亀姫(幼少期)役 | 大河ドラマ出演。 |
2023 | 映画 | ロストケア(2023/3/24)/羽村百花役 | 映画出演のひとつ。 |
2023 | 映画 | 劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜(2023/4/28)/まお役 | 人気ドラマの劇場版。 |
2024 | 映画 | においが眠るまで(2024/4/6)/杉浦瑠花役 | 2024年出演作。 |
2025 | 映画 | ドールハウス(2025/6/13)/鈴木真衣役 | 2025年出演作。 |
映画/吹替 | 映画 FLY!/フライ!(2024/3/15)/吹替グウェン役 | 吹替声優としての出演も。 | |
CM | 各種企業CM | 例:PayPayフリマ「半額ダンス編」(2021)など。 |
次回
ふたりの秘密が、ついに明るみに出てしまうかもしれない――。
仕事も子育ても、どちらも大切にしたい茉海恵。
そして、偽物母としての隠し続ける薫。
“嘘”の契約でつながったふたりの関係だが、それでも守りたいものはある。
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