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『VIVANT』第14話ネタバレ感想・考察|野崎は本当に裏切った?新庄は死んでいない?

青と赤に分かれる道の前に立つ野崎を思わせる人物とVIVANT第14話の文字 夏ドラマ

2026年8月16日(日)21時放送/TBS系・日曜劇場

日曜劇場『VIVANT』公式サイト

この記事では、『VIVANT』第14話「裏切りの行方、別班を狙った宿敵の全貌」の内容に触れています。未視聴の方はご注意ください。

野崎の裏切りが濃くなった。

50億円を受け取り、中国の別班のような組織「シンシー」へ入っていく野崎さん。ここまで見せられると、本当に日本と別班を裏切ったように見えます。

でも、本当に裏切ったと思っていいのか。まだ味方だと思っていいのか。

私は、まだ味方だと思いたい。

第14話で分かった野崎さんの行動、新庄の「殺してくれ」の意味、ベキの孤児院、樊林杏とシンシー、ゴルバド共和国の地下拠点を、本編の流れに沿って考えます。

乃木が押し込めたフライト変更への違和感

フライト時間の変更と二つに分かれる航路を見つめる人物

第13話のラストで、国内線にも国際線にも搭乗記録がないままエルサレムに現れた野崎さん。

第14話では、拉致された別班員と同じように、貨物機のコンテナで日本を出た可能性が高いと整理されました。通常の旅客機を使わず、渡航記録を残さない方法です。

乃木は、ベキたちが脱獄した時から、野崎さんの話に少しだけ引っかかっていました。

新庄は、ベキたちを刑務所から逃がし、飛行機で国外へ出すところまで細かく準備していました。そこまで用意していたのなら、最後になってフライトの時間だけを変えるのは不自然です。計画が失敗するかもしれない、大きな変更だからです。

乃木も、その時に「こんな変更はありえない」と感じていました。それなのに、野崎さんの説明を聞いて、それ以上は疑いませんでした。

野崎さんを兄のように慕い、ずっと信用していたから。疑うよりも「野崎さんが言うなら」と信じてしまい、自分の中に生まれた小さな違和感を押し込めてしまったんですね。

今になって考えると、その違和感こそが、野崎さんを疑う最初の手がかりでした。

野崎への4つの疑い|裏切りは任務?

4人分の資料と青赤に分かれる情報経路を調べる人物たち

長野専務が伝えたのは、諜報の世界では、たとえ別班同士でも誰一人信じてはならないということでした。

別班を裏切ったら、どうなるのか。

正式な処分は、第14話では説明されていません。ただ、野崎さんは国家機密を持ち出した人物として公安と別班から追われ、東条は「乃木に殺される」「新庄みたいに殺される」とおびえていました。

乃木たちは、野崎さんの行動について4つの可能性を考えました。

一つ目は、野崎さんと佐野が一緒になって、外国の諜報機関へ情報を流している可能性です。もしそうなら、二人とも日本を裏切っていることになります。

二つ目は、野崎さんと佐野以外にも、協力している人がいる可能性。二人だけの問題ではなく、公安の中にまだ仲間が隠れているのかもしれません。

三つ目は、公安の外事4課そのものが、外国の諜報機関に入り込まれている可能性です。一部の人だけではなく、組織全体が利用されているとしたら、かなり怖い。

そして四つ目は、野崎さんの裏切りに見える行動そのものが、何らかの任務である可能性です。日本を裏切ったふりをして敵の中へ入り、シンシーの情報を探っているのかもしれない。

私は、この四つ目であってほしい。

新庄の「殺してくれ」は策略?|本当に死んだのか

病院前に残された手錠と上着が新庄の死亡への違和感を示す場面

タイで移送中の新庄は逃亡を図り、タムタムに「俺を殺してくれ」と頼みます。

日本へ帰って生き恥をさらしたくない。自分はカトリックだから自殺できない。現地警察は日本との関係があるため、撃てても腕や足だけ。そして、逃亡した自分をタムタムが射殺すれば、タムタムの経歴にも傷がつかない。

話の作り方が、うますぎる。

何か策がある。

新庄からの言葉とは思えなかった。

私は、新庄が死ぬために頼んだのではなく、自分が撃たれて死んだと思わせる状況を作ったように見えました。話術、策略。相手を納得させ、死亡したことにするところまで考えていたのではないか。

銃声が響いたあと、新庄は病院へ運ばれ、死亡したと日本へ報告されます。

しかし終盤、タイから運ばれた遺体を確認した佐野は、日本で検視をさせず、両親へ渡す前に火葬するよう指示しました。遺体の状態が悪いとはいえ、なぜ検視をしない? なぜ、そんなに急いで火葬する?

新庄は、本当に死んだ?

私は死んでいないと思います。あの「殺してくれ」から、死亡報告、検視を省いた火葬まで、すべてが一つの策略につながっているように見えました。

ベキの偉大さとテントの孤児院|樊林杏の怪しい反応

温かな孤児院とスマートフォンを手に様子を探る人物

第1シーズンの内容、忘れてます笑

今回、野崎さんが語った「ベキの偉大さ」を聞いて、必要なところを思い出しました。

テントは依頼を受けてテロを行い、依頼主から巨額の報酬を得ていました。ベキはその資金でバルカの孤児院や養護施設を運営し、希望する子どもには留学費用まで出していたそうです。

今バルカで活躍している若者の多くが、ベキの施設の出身。バルカにある孤児院や養護施設の約7割に、ベキが関わっていました。

野崎さんがベキを尊敬していたのは、テロをしたことではありません。そのお金を自分のためではなく、孤児を守り、育てることへ使っていた点でした。

そして、この孤児院の話を聞いた時。

樊林杏(ハン・リンシー)の目の動きが、あからさまに怪しかった。

樊林杏は「メールが来た」と言って席を外します。しかし、メールは届いておらず、ロック画面に触れただけ。野崎さんは、その小芝居まで見抜いていました。

孤児院の話を急いで誰かに伝えた? シンシーは、テントの孤児院で何を探している?

孤児院は、ベキの偉大さを示す話だけではなく、シンシーの目的につながる新しい謎になりました。

樊林杏とシンシー|野崎は信頼を得るために裏切った?

情報機関の会議室で互いの反応を探る二人

樊林杏は、以前は中国公安部の第6局長を務めていた人物です。父親の失脚により公安を離れましたが、現在はシンシーの責任者だという噂があります。

シンシーは、表向きは多国籍の民間情報機関。実態は、簡単に言えば「中国の別班のような組織」と説明されました。

野崎さんは別班員5人の情報を渡し、樊林杏から50億円を受け取ります。さらに新しいスマホと口座を用意され、シンシーの内部へ。

ここだけを見ると、裏切りは濃い。

でも、樊林杏と話している時の野崎さんは、何も考えずシンシーに従っているようには見えませんでした。

野崎さんはテントの情報をすべて明かさず、自分しか知らない情報を「保険」として残します。樊林杏の目の動きや、メールが来たふりも見逃しません。

野崎さんは、シンシーの内部情報を知るために別班を裏切ったように見せ、樊林杏の信頼を得ようとしているのではないか。

これは、まだ本編で確定したことではありません。それでも私は、本当に日本を捨てたのではなく、シンシーへ潜り込むための行動だと思いたい。

ゴルバド共和国とルモー地区|次回知りたいのは野崎の行動

架空の技術センターの地下に広がる秘密施設

エルサレムで合流した野崎さんと樊林杏が向かったのは、アゼルバイジャンの隣国として『VIVANT』に登場する架空の国、ゴルバド共和国です。

かつてはシルクロードの通過国で、現在は中国の一帯一路構想に協力。インフラ整備でも巨額の融資を受けるなど、中国とのつながりが深い国と説明されました。

その中でも、シンシーが拠点を置くルモー地区は特別な場所。

表向きは、企業の極秘研究を行う技術センターです。しかし建物の地下には、幹部だけが入れる階や、厳重なシンシーの施設が隠されていました。

拉致された5人の別班員も、ゴルバド共和国のどこかに捕らわれているとみられています。黒須は拉致の際に相手を2人倒したため、報復で半殺しにされましたが、歩けるところまで回復。他の4人も生きています。

野崎さんは、敵としてこの地下拠点へ入ったのか。

それとも、別班員を救い、シンシーが孤児院で何を探しているのかを突き止めるために入ったのか。

野崎の裏切りが濃くなった。

それでも、まだ味方だと思いたい。

次回、一番知りたいのは野崎さんの行動です。

前回の考察はこちらです。

『VIVANT』第13話ネタバレ感想・考察|野崎さんが?どこから裏切ってた?

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