※2026年10月18日放送の『VIVANT』第21話のネタバレを含みます。
別班のみんなを奪い返せても、無事に帰れるまでは安心できない。第21話は、最後まで気が抜けなかった。
乃木とF、ノコルの、戦略を考える力がすごい。チンギスの登場には「最高」と思った。でも、野崎と劉の場面だけは、見終わった今も引っかかっている。
奪還の先まで考える二人

奪還がシンシー本部にばれても、別班のハッカーが応戦する。逃げる側も追う側も手を尽くしていて、簡単には終わらない。
ノコルはFに「お前 誰だ?」と聞き、Fは「さすがに気づいたか」と返す。乃木とは違う存在だと、ノコルは何を見て気づいたのだろう。
奪還はゴールではなく、出発点だった。全員を脱出させるところまで、二人は次の手を考えている。
そう思うと、ノコルがFに気づいたことも、戦略の一部に見えてくる。相手が何者かを見抜く目があるから、誰の力を借りれば状況を変えられるかまで読めるのかもしれない。
検問に現れたチンギス

倉庫で中国人に変装し、化粧で傷を隠して検問へ向かう。変装がばれて、強行突破になるのかと思いながら見ていた。
窮地に追い込まれたところで、チンギスが現れる。ノコルが呼んでいたのだ。いい場面での登場に、ノコルの戦略、最高と思った。
銃撃戦にならずに突破できたのは、戦う力ではなく、味方を増やす力だったからだと思う。ノコルは、変装がばれる場合も考えて、先に手を打っていたのではないだろうか。
野崎と二人きりになる劉

劉は先に樊へ、日本の工作員の準備ができるまで楽しませてもらってよいかと申し出る。樊の返しは「褒美は野崎ってこと?」だった。
言葉どおりに受け取れば、野崎に危害を加える申し出に聞こえる。でも、劉は監視カメラを切らせ、ドラムを麻酔で眠らせて、野崎と二人きりになった。
誰にも見られたくないなら、樊への申し出は、二人きりになるための口実だったのかもしれない。私は、劉が野崎に何か言いたかったのではないかと思っている。
野崎の首元や顔に触れる動作にも、何か意味があるように見えた。劉は何をしたのか、何を伝えたのか。まだ分からないけれど、今後の展開に重要な意味を持つ場面だと思う。
チンギスが託した二人の未来

空港へ着いたところで、チンギスはみんなを脱出させるために一人残る。乃木とノコルに向けた「偉大なるノゴーン・ベキの息子たちよ」という言葉が印象に残った。
二人にすべてを託して、自分は残る決断。ノコルが呼んだチンギスが、最後には二人を送り出す。検問から空港まで、チンギスの存在の大きさを感じた。
残された二つの謎

最後はFの活躍で狙撃を避けられたように見え、ジェット機が飛び立つ。乃木とF、ノコルの戦略に、別班のハッカーやチンギスの力が重なって、危機のたびに次の手が出てくる。
どこまで先を考えていたのか、と思う。でも、日本に戻ったら、ジャミーンを守らなければならない。ジャミーンにどんな謎が隠されているのか、まだまだ気が抜けない。
そして、野崎と劉の場面も気になるままだ。野崎が今後どんな行動を取るのか、見ていきたい。
番組情報・本編:TVer『VIVANT』第21話
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