2026年10月25日放送の『VIVANT』第22話の感想と考察です。本編のネタバレを含みます。
今回は、どうなるのだろう?とドキドキしっぱなしでした。最後まで夢中で楽しみました。
チンギスのおかげで脱出できたと思ったら、ドラムの危機。そしてジャミーンの秘密へ。分かったことが増えるほど、危険も増していく回でした。
チンギスのおかげで飛び立てた

やったー!!
ゴルバドを抜け、アゼルバイジャン領空へ入ったときは、私も一緒に喜びました。領空を越えたという報告が、こんなに大きく感じられるとは。
飛び立てたのは、チンギスが残ってくれたから。乃木たちだけでは、安全に飛べませんでした。
残る必要があった理由は、会話であらためて説明されます。警察の前で拳銃を突きつけていたから、ジェットへの攻撃を止められたんですね。
残ったチンギスは逮捕されますが、外交官と判明したことで釈放。そして、衛星画像から姿が消える。今度はどこへ行ったのだろう?
ドラムの命をつないだ筋肉

一方、脱出しようとしたドラムは劉に撃たれてしまいます。外へ運び出されたドラムのそばに、チンギスがいました。
チンギスが裏庭へ来たのは、野崎からと思われるメールが届いたから。ふざけた文面に場所を忍ばせ、検閲を通すためだったと説明されます。
乃木たちが帰国をやめて、ドラムを助けることにしたのは、良かったと思いました。まだ助けられるなら、助けてほしい。
ドラムが助かった理由は、意外なものでした。6発も撃たれたのに、1発も内臓には届いていなかったんです。脂肪だと思っていたお腹が、実は筋肉だったという話です。
マンガのような設定です。
でも、助かったドラムの話で、状況は一気に動きます。ドラムが逃げようとしたのは、ジャミーンに危険が迫っていると伝えるためだったんですね。
ジャミーンの写真まで作った理由

ドラムの話では、野崎がジャミーンのことを話したことで、危険が増してしまったそうです。しかも、居場所まで伝わっていました。情報が一つずつつながるたびに、状況が悪くなっていきます。
そこで気になるのが、ジャミーンはエリシャが捜している娘のプリシャなのか、という点です。乃木は、家族写真があることを理由に疑問を示します。
ところが、写真はテントが作ったCGでした。ノコルによると、7年前に仕事から戻ったアディエルが、幼い少女を連れていたというのです。
ただ、ノコルもジャミーンがプリシャだという確証は持っていません。つながりそうに見えるけれど、まだ決めつけられないところです。
写真まで用意して、存在を秘密にしたのはなぜでしょう。誰かに見つかると危ない子だったから、家族として暮らせるようにしたのかもしれません。
存在を秘密にする方針を決めたのは、ベキだといいます。守るために隠したのか、隠さなければならない理由があったのか。同じ秘密でも、意味はまったく変わってきます。
連れ帰られた当時の少女は話せず、名前も分からなかったそうです。そこへアディエルが、ジャミーンという名前をつけました。過去を離れて、新しく生きてほしいという願いがあったのかもしれません。
もしプリシャなら、なぜ父親のエリシャも一緒に助けなかったのか。ベキとアディエルの行動には、まだ聞いていない事情がありそうです。
ベキにまだ話を聞ける

ジャミーンの過去を知るのは、ベキとアディエル。でも、もう聞けないと思っていたところで、ドラムがベキに直接聞こうと言い出し、生きていることが明らかになります。
ベキだけでなく、バトラカとピヨも生きていた。乃木、ノコル、ドラム、野崎は知っていて、初めて知った人たちは驚いていました。チンギスは感動。
死んだことにして身を隠す展開は、新庄のときと一緒です。私はアリだなと思いました。
ベキは日本でゆっくり療養しています。生きていると分かったことで、ジャミーンを連れ帰ったときの事情を、本人に聞けるようになりました。
でも、答えを聞く前にジャミーンを守らなければならない。知りたいことに近づいたのに、先に迫る危険へ向かわないといけないんですね。
ノアの方舟が意味するもの

療養中のベキが読んでいたのは『ノアの方舟』。学生時代から凝っていた題材だという会話ですが、わざわざ出てきた本には、何か意味がありそうに感じました。
危機から命を守り、次へつなぐ。方舟のイメージを、孤児を守ってきたベキや、ジャミーンに重ねて考えたくなります。
方舟は、洪水のあとの新しい世界へ命をつなぐ物語です。ジャミーンにとってのベキたちも、テントの外で生きていくための方舟だったのかもしれません。
一方で、誰を救うのかという選択も気になります。ジャミーンを連れ帰った過去には、助けたくても助けられなかった人がいたのかもしれません。
もちろん、本が出てきたことだけでは分かりません。ベキの読書の場面が、ジャミーンの秘密へつながるのか。気になるところです。
救出の先で待っていた危機

ベキに話を聞く前に、危険は目の前に迫っていました。乃木が樊林杏をあおったことで、ジャミーンと薫の危険がさらに増していました。櫻井も、空港での挑発はやりすぎだったと指摘していました。
脱出のための挑発が、大切な人への報復となって返ってくる。居場所まで漏れていたと知った乃木にとって、急いで日本へ戻るしかない状況です。
ジャミーンと薫に接触できたと思ったら、逆転します。樊には、助けに来ることまで読まれていました。乃木の挑発も、助けに来る気持ちも、樊にとっては計算のうちだったのかもしれません。
ノコルとチンギスたちは、向かいの建物から狙われてしまいます。衛星で異常が見つからなかったのは、敵が熱を遮るスーツを着ていたからだろうと説明されます。
樊は乃木を呼び出し、来なければ1分ごとに1人ずつ殺すと迫ります。助けられるのか、という絶体絶命の危機のまま、今回は終わります。
薫たちを守りたいという気持ちまで読まれているなら、乃木はどう動くのだろう。ノコルやチンギスが、樊の予想を崩してくれる展開も見たいです。
最終回まで、あと2回。どうなるのだろう?と、最後までドキドキしっぱなしでした。
※本編の視聴感想と、TVer字幕の部分確認をもとに書いています。ジャミーンの正体や『ノアの方舟』の意味については、現時点での考察です。
あわせて読みたい
- 『VIVANT』第21話 感想・考察|二人の戦略と野崎に残る謎
- 『VIVANT』第20話 感想・考察|みんなで日本に帰って欲しい
- 『VIVANT』第19話 感想・考察|奪還作戦の鍵と、まだ読めない人たちの本心
- 『VIVANT』バルカ共和国はどこ?ロケ地はモンゴル|砂漠・日本大使館・ゲルの家まで紹介
- 『VIVANT』のフローライトとは?世界中が欲しがる理由を調べたら、核融合とウランに行き着いた
- 『VIVANT』はどこで見られる?TVer・TBS FREE・U-NEXTの配信範囲を比較【2026年10月】
- 『VIVANT』ゴルバド共和国は実在する?ロケ地アゼルバイジャンは東西の文化が交わる国だった

コメント