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「GIFT」第8話 ネタバレ感想|どっちも怖い、それでも選ぶ

GIFT
kanae
kanae

2026年4月12日(日)
21:00スタート
TBSテレビ

「GIFT」 公式サイトはこちらからご覧いただけます

怖くても、選ばなければ前に進めない

第8話は、みんながそれぞれの壁に向き合っていて、見ていて胸が苦しくなる回でした。

涼(山田裕貴)は病気の可能性を告げられます。
キャサリン(円井わん)は、出産したい気持ちと競技を続けたい気持ちの間で揺れます。
圭二郎(本田響矢)は、谷口(細田佳央太)に届かない自分を突きつけられます。

どれも簡単に答えを出せる悩みではありません。
続けるのも怖いし、やめるのも怖い。
選ぶことそのものが怖いのだと思います。

それでも、選ばなければ前には進めません。
第8話は、その怖さと熱さがずっと胸に残る回でした。

伍鉄が必要なチームになっていた

第8話では、伍鉄(堤真一)の過去の言動が問題になります。

以前、ブラックホールに関する研究を伍鉄に完全否定されたポストドクターの宗像(宮﨑優)が、伍鉄の行為を雑誌社に訴えます。
人香(有村架純)は記事を取り下げてもらおうとしますが、宗像は「伍鉄がブルズを辞めること」を条件に出しました。

この条件は、かなり重く感じました。

最初の伍鉄は、外から来た変わった天才という印象でした。
でも今は違います。
ブルズにとって、もう欠かせない人になっています。

伍鉄は、ただ勝たせるための人ではありません。
選手たちが自分自身と向き合うきっかけを作る人でもあります。

だからこそ、「伍鉄が辞める」という条件がこんなにも痛く感じました。
チームには、もう伍鉄が必要になっているのだと思います。

どっちも怖い、それでも選ぶ

涼の「どっちも怖いわ」に、心が引っ張られました

第8話で一番心を引っ張られたのは、涼の言葉です。

「後悔するんだろうなあ」
「どっちも怖いわ」

この言葉を聞いたとき、すごく苦しくなりました。

涼は医師から心筋症の可能性を告げられます。
心筋症は、心臓の筋肉に異常が起きる病気です。
息切れや動悸、疲れやすさ、不整脈などにつながることがあります。

アスリートにとって、体の不安はそのまま未来への不安になります。

続けたい。
でも、続けるのが怖い。
やめたら後悔するかもしれない。
でも、続けても後悔するかもしれない。

涼の「どっちも怖いわ」という言葉には、その迷いが全部入っている気がしました。

涼は強い人に見えます。
でも、強い人だって怖い。
その弱さが見えたから、余計に胸に刺さりました。

圭二郎は、まだ始めたばかりです

圭二郎の悔しさも、とても印象に残りました。

谷口にはまだ届かない。
自分には足りないものがある。
それを突きつけられるのは、相当悔しいはずです。

涼の言葉は厳しかったです。

「エースになるにはお前は全てが足りない」

かなりきつい言葉です。
でも、涼は圭二郎をちゃんと見ているのだと思いました。

本気で見ているから、甘いことを言わない。
本気で期待しているから、足りないと言う。

それに対して、圭二郎も逃げません。

「俺は本気だからな」
「俺はお前を超えてやる」

この返しが、圭二郎らしくてすごくよかったです。

まだ始めたばかりです。
まだまだこれからです。

届かない悔しさは、終わりではなく始まりなのだと思います。
ここから圭二郎がどう伸びていくのか、楽しみになりました。

坂東も、エースを目指す側になった

坂東拓也(越山敬達)の言葉も熱かったです。

「舐めないでください!」
「俺もエースになる!!」

この言葉を聞いて、坂東も変わったなと思いました。

前は、涼に憧れている子という印象が強かったです。
でも今は、ただ憧れているだけではありません。

自分もそこへ行きたい。
自分もエースになりたい。
そう言えるようになっています。

憧れが、目標に変わったのだと思います。

この変化がうれしかったです。
ブルズの中で、選手たちがそれぞれ前に進んでいるのが伝わりました。

キャサリンの迷いも、真剣だからこそ苦しい

キャサリンの悩みも、とても大事でした。

出産したい。
でも、車いすラグビーも続けたい。

どちらかが軽いわけではありません。
どちらも本気だから、迷うのだと思います。

選手として精一杯頑張っているからこそ、自分の生き方にも一生懸命になる。
私はそう感じました。

競技を続けることも、出産を望むことも、どちらも大切です。
だからこそ、簡単に答えを出せません。

涼の「どっちも怖い」という言葉は、キャサリンにも重なって見えました。
人生の選択は、どちらかが正解でどちらかが間違いとは限りません。
だからこそ、選ぶのが怖いのだと思います。

このシーンを見逃すな

① 涼の「どっちも怖いわ」
この言葉が、第8話の中心だと思います。
続けるのも怖い。やめるのも怖い。
涼の本音が見えたシーンでした。

② 圭二郎の「俺はお前を超えてやる」
届かない相手がいる。
でも諦めない。
圭二郎の本気が伝わりました。

③ 坂東の「俺もエースになる!!」
憧れる側から、目指す側へ。
坂東の成長が見えた言葉でした。

④ 伍鉄が必要になっているブルズ
伍鉄は、もう外から来た天才ではありません。
ブルズに必要な存在です。
だから辞める条件が重く響きました。

⑤ キャサリンの迷い
出産も競技も、どちらも大切です。
どちらも本気だからこそ、苦しい選択になります。

怖くても、自分の答えを選ぶ

第8話は、選ぶことの怖さを感じる回でした。

涼は、病気の可能性と向き合います。
キャサリンは、出産と競技継続で揺れます。
圭二郎は、届かない相手を前に悔しさを抱えます。
坂東は、自分もエースになると声に出します。

みんな、それぞれ怖さを抱えていました。

でも、怖いから止まるのではありません。
怖いまま、選ぼうとしていました。

そこが、とてもGIFTらしいと思います。

第7話で「答えは自分で出すもの」という言葉がありました。
第8話は、その答えをそれぞれが探す回でした。

答えを出すのは怖いです。
どちらを選んでも後悔するかもしれません。

でも、それでも選ばなければ前に進めません。

どっちも怖い、それでも選ぶ。

第8話を見終わって、この言葉が一番しっくりきました。

涼、キャサリン、圭二郎、坂東。
それぞれがどんな答えを出すのか。
次回も目が離せません。

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