『Tシャツが乾くまで』第8話「逃避と詮索」を見ました。
今回思ったのは、みんな、何かしらから逃げたいものです。
充は、咲子に「失踪の仕返しに失踪」されました。これまで失踪してきた充が、今度は残される側になります。
この記事では、咲子を捜す充、園田さんと宮内さんの言葉、咲子の母親、そして最後に現れた篤彦について考えます。
※ここから第8話のネタバレを含みます。
『Tシャツが乾くまで』第8話「逃避と詮索」TBS FREE公式ページ
充は「失踪の仕返しに失踪」された

咲子が充の前から姿を消しました。どこへ行ったのか分からない充は、周りの人たちを集め、自分の知らない咲子について聞こうとします。
そんな充を見ていると、かわいそうになりました。でも、充は1年間も咲子の前から姿を消していた。咲子が同じような気持ちを味わっていたと考えると、今回のことも仕方がないように思います。
充がかわいそう。でも、当然のことをされているとも思う。
どちらか一つには決められませんでした。
園田さんの「お前が死ねばいいのにと思ってますよ」

園田さんの「お前が死ねばいいのにと思ってますよ」という言葉が残りました。
かなり強い言葉です。それなのに園田さんは声を荒らげず、淡々と言います。その言い方が、余計に言葉を重くしているように感じました。
こんな言葉を淡々と言える園田さんがすごい。
園田さんを演じる中島歩さんの声は、いつ聞いても渋くて好きです。
咲子のお母さんだったら、しんどいやろうな

咲子のお母さん、ヤバイ。
このお母さんだったら、しんどいやろうなと思いました。
充が知っている咲子と、充に出会う前の咲子は、ずいぶん違っていたようです。充には見せていなかった顔や、話していなかったことが、咲子にもあったのでしょうか。
充だけが逃げたいものを抱えていたわけではない。咲子にも、逃げたくなる何かがあったのかもしれません。
「嫌う」と「逃げる」は同じではない

嫌う≠逃げる。
嫌いだから逃げるとは限りません。相手を大切に思っていても、少し離れたくなったり、その場所から逃げたくなったりすることはある。
第7話で充が話したことと、第8話で咲子がしたことは、ここでつながっているように思いました。
古本屋の店主・宮内さんの喋り方は、充の心をえぐるようでした。見ていて、充がかわいそうになってきます。
でも、宮内さんが言っていることも当然だと思う。充は1年間、咲子の前から姿を消していたのだから。
充をかわいそうと思う気持ちと、仕方がないと思う気持ち。その両方が残りました。
咲子が逃げた先にいた篤彦は誰?

最後に出てきた人を見て、最初に思ったのは、
誰?
でした。
咲子が逃げた先にいたのは、海辺の街で暮らす篤彦。演じていたのは井ノ原快彦さんです。そこには、男の子と女の子もいました。
第9話の公式あらすじによると、咲子は篤彦と、彼の子供たちと思われる二人のもとで楽しく過ごしているようです。さらに、咲子が抱えていた大きな秘密も明らかになるとのこと。
第7話で描かれたのは、咲子の知らない充でした。そして第8話の最後に現れたのは、充の知らない咲子です。
篤彦は咲子にとって誰なのか。咲子は、充や母親に話していない何を抱えているのか。
まだ分かりません。
まとめ|みんな、何かしらから逃げたい

充は、咲子に「失踪の仕返しに失踪」されました。
心配する充はかわいそう。でも、1年間失踪していたことを考えると、当然のことをされているとも思います。
今回見て感じたのは、「嫌う」と「逃げる」は同じではないということでした。大切な人からでも、逃げたいと思うことはあるのかもしれません。
みんな、何かしらから逃げたいものです。
咲子が何から逃げたかったのか。そして、最後に現れた篤彦は咲子にとって誰なのか。
次は、充の知らなかった咲子の秘密が明かされそうです。

コメント